名古屋大学情報学シンポジウム2020を開催しました(2020年1月27日)

名古屋大学情報学部・情報学研究科は,令和2年1月27日に名古屋大学東山キャンパス(環境総合館カンファレンスホール)において,「名古屋大学情報学シンポジウム2020」を開催しました。
本シンポジウムでは「人工知能技術がもたらす価値創造と情報学の使命」というテーマのもと,音声言語・マルチモーダルコミュニケーションとポジティブ情報学の二つの側面に焦点をあて,120名を超える参加者により活発な議論が行われました。
 
豊田工業大学(シカゴ校)理事長 古井貞煕博士による特別講演では,米国での最先端のAI教育・研究の様子を紹介いただき,日本の教育・研究の課題についても刺激的な議論がなされました。
キーノート講演では,カーネギーメロン大学 Louis-Philippe Morency博士から「Verbal, Visual, Vocal(言葉,視覚,声)」の3つのVを重要な要素とする,「マルチモーダルAI」,そしてNTT研究所 東中竜一郎博士から「インタラクションできる対話システム」についての紹介があり,最先端の技術の動向が共有されました。
 
外部からの著名な研究者の講演を受けて,情報学部・情報学研究科の戸田智基,大平英樹,久木田水生の各研究者からは音メディア情報処理・心理学・哲学を含めたポジティブ情報学の観点から技術講演がなされ議論が盛りあがり,盛況のうちにこの講演会が終了しました。
 

       キーノート講演中のLouis-Philippe Morency博士

 
◇開催ポスター
 

 

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