情報学研究科は理学部物理学教室と共催セミナー(Department of Physics-Graduate School of Informatics Joint Seminar)を開催しました

◇開催日:
 平成30年9月18日(1日間)
 
◇会場:
 名古屋大学 東山キャンパス ES総合館6階 ES635 シンポジア
 
◇参加者:
 総計(31人)
 国内(30人)
 国外(1人:米国)
 
◇開催内容
 アメリカ物理学会が発行する学術誌 Physical Review Letters (PRL)の editor である Dr. Robert Garisto に“Secrets of PRL”と題する講演を行っていただきました。聴者は30名余りでした。
 
 
 今回の講演では Dr. Garisto から PRL のさまざまな側面を紹介していただきました。
 とりあげられた話題は、アメリカ物理学会の活動、学術誌 Physical Review の125年の歴史、PRL の論文の投稿件数・出版件数・査読者などの国別統計データ、投稿論文の査読手順、PRL が掲載論文を選ぶ基準、研究者が論文を書く上で注意すべきポイント、インパクトファクターを解釈する上で注意すべきポイント、オープンアクセス誌のあり方など、多岐にわたりました。具体的で示唆に富む話題を提供していただきました。
 PRL は掲載論文に Impact, Innovation and Interest(ある分野の研究を大きく進める、有意義な新しい研究分野を切り拓く、難問を解決する、広い科学的関心の対象である、のいずれか)を求めることを強調されました。また、いわゆるインパクトファクターは学術誌を評価する指標であって、各論文を評価する指標ではないことを明確に伝えられました。
 
    今回の講演をしていただいたDr.Robert Garisto, the editor of PRL
 
参考:
Editorial Policies and Practices of PRL
https://journals.aps.org/prl/authors/editorial-policies-practices
High-impact-factor Syndrome, by C. M. Caves
https://www.aps.org/publications/apsnews/201411/backpage.cfm
 
◇今回のセミナーは、下記ポスターにて広報しました。
 

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