学術講演会「人工知能を大局的にとらえ、未来を考える」及び関連企画『「情報」を体験しよう!』を開催しました

情報学部・情報学研究科は,平成29年10月21日(土)に名古屋大学東山キャンパスで開催された「名古屋大学ホームカミングデイ」の主要行事の企画を担当しました。
 
午前中には、ホームカミングデイのメインテーマ「人工知能を大局的にとらえ、未来を考える」に基づき、豊田講堂シンポジオンホールにおいて、その萌芽期から人工知能研究の最前線で活躍され、数理脳科学の世界的権威でおられます国立研究開発法人理化学研究所脳科学総合研究センター特別顧問、東京大学名誉教授の甘利俊一先生に「脳、心、人工知能」と題してご講演いただきました。
 
 
    講演される甘利俊一先生           学術講演会の様子
 
引き続き、情報学の専門分野で数々の実績を残されておられる国立研究開発法人情報通信研究機構理事、奈良先端科学技術大学院大学理事で株式会社野村総合研究所取締役の土井美和子先生から「ユースケースから見るデータと人工知能」と題してご講演いただきました。
 
司会は、平成14年情報文化学部卒業生である若月弘一郎アナウンサーが務めました。
2名の先生の学術講演の後は、甘利先生、土井先生に、郷通子理事と戸田山和久情報学研究科教授が加わり、総合討論を行いました。
 
当日はあいにくの雨模様となりましたが,会場は多くの方でにぎわい、総勢150名を超える参加者にご聴講いただきました。
 
 
   講演される土井美和子先生            総合討論の様子
 
また、研究内容を紹介するため,豊田講堂ホワイエで,『「情報」を体験しよう!』と題して、情報学部・情報学研究科が推進している研究の中から、「情報」の現在を楽しく体験できる15のテーマを選び、展示を行いました。
今回の展示には,体験型のブースを多く設け,例えば「情報学と未来に医療」のブースでは,バーチャルリアリティを利用した手術シミュレーションの体験を行い,多くの参加者が集まりました。「パズルで楽しむ最適化」のブースでは,実際に複数のパズルを使用して箱詰めを体験することができました。
研究紹介のコーナーには,延べ1,000名近くの多くの来場者にご来場いただき,そして,実際に参加いただいて、会場は大いに盛り上がっていました。
 
 
 たくさんの来場者で賑わう研究展示会場  研究企画展示「情報学と未来の医療」の様子

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