1. 受賞日:2021年6月21日
2. 受賞名（主催団体）:研究会優秀賞（人工知能学会）
3. 受賞者の所属、職名（学年）、氏名:
土中哲秀(数理情報学専攻 助教)
大舘陽太(数理情報学専攻 准教授)
4. 共同受賞者:
小林靖明(京都大学 助教)
栗田和宏(国立情報学研究所 特任研究員)
5. 受賞概要:
以下の理由で受賞されました。
「オブジェクト間の関係を表現するグラフから特定の部分構造を抽出するタスクは多くの実問題において重要であります。しかし，一方で，類似した解が大量に抽出されてしまう問題を内在しており，その解決が強く望まれています。そうした中，当該研究は，多様性のある解を求めることを目的としたものであり，現実的に極めて重要なモチベーションのもとに遂行されています。現時点では理論的な考察に主眼が置かれ，提案アルゴリズムの実用面での有用性を示すには至っていないが，今後，両面でのさらなる進展を十分期待させるものであることから，ここに推薦します。」