シベリア連邦大学・シベリア国立航空宇宙大学からの訪問団が情報学部/情報学研究科を訪問

ロシア共和国クラスノヤルスク市で日本国との人的・文化交流を行っている「日本との交流を進めるクラスノヤルスク地方の会」が主体となって,医療・学術・行政・企業の関係者14名の皆様が日本との交流,学術・産業状況を調査するため,愛知県庁と愛知県を拠点とする民間国際交流団体「日ロ友好愛知の会」との仲介により,平成29年5月21日~5月27日の日程で愛知県を訪問され,名古屋大学,愛知県庁,名古屋市役所,トヨタ自動車,愛知県芸術文化センター,東海テレビ等を訪問されました。平成29年5月22日には,この訪問団のうち,シベリア連邦大学,シベリア国立航空宇宙大学の学部長・事務局部長が,情報学部・情報学研究科を訪問され,村瀬洋学部長・研究科長,北栄輔副研究科長,有田隆也副研究科長と懇談しました。
 
  
 
シベリア連邦大学は西シベリアと東シベリアの境界を成す大河エニセイ川の両岸にまたがるクラスノヤルスク市にあります。
シベリア連邦大学は、2006年のロシア大統領令に基づいて、クラスノヤルスクの既存の国立大学4校(総合大学、建築土木大学、工業大学と非鉄金属大学)が合併して誕生し,ロシア最大の5つの大学の一つに数えられる規模の大学です。
 
国立シベリア航空宇宙大学のYulia Malanina国際経営学部長からは,同大学に所属する情報学研究者の代表的な研究について説明していただきました。そして,シベリア連邦大学のAnastasia Garmash国際リクルートメント本部長からは,動画と共に,シベリア連邦大学の概要と,ロシアの情報科学政策について説明していただきました。
 
  
 
名古屋大学情報学部・大学院情報学研究科の村瀬洋学部長・研究科長からは,情報学部・情報学研究科が重点的に取り組んでいるAI(人工知能),ビッグデータやIoT(Internet of Things)技術について説明があり,ロシア側研究者も耳を傾けていました。
 
1時間余りという短い時間ではありましたが,今後の両大学における情報科学技術の研究交流を検討していくことになりました。

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