第19回予兆学研究会開催のご案内

来る3月5日(火)13:30より下記の通り「第19回予兆学研究会」をオンライン開催いたします。
 
今回は、当大学の有田隆也先生から、「オープンエンドな進化を目指す人工生命研究〜予兆の手がかりを求めて~」についてご講演いただきます。お時間が許せば事前お申し込みの上是非ご参加くださいますようご案内申し上げます。
 
主  催:名古屋大学情報学研究科
 
開催日時:2024年3月5日(火)13:30~15:00
 
開催会場:Zoomオンライン開催
 
参 加 費  :無 料
 
参加申し込み期限:3月1日(金)17:00
 
参加申し込みサイト:下記URL,QRコードよりお申し込みください。参加申し込みいただいた方には、研究会開催2日前までを目途に視聴URLをメールにてお送りいたします。
 

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScsO7psEMDe0VrtVoRNQa6UISqw_faSgJjOZz9Ovd_oAqvXww/viewform

 

 

 

 

 

 

講  師: 有田 隆也先生 名古屋大学大学院情報学研究科複雑系科学専攻 教授
 
演  題: 『オープンエンドな進化を目指す人工生命研究〜予兆の手がかりを求めて~』
 
概  要 :
オープンエンド性とは新奇性や複雑性を継続的に生み出す性質であり,生物,文化,テクノロジーのような自己組織系の普遍的特徴である.人工生命研究はオープンエンドな進化をターゲットとして理論的に追究するとともに,計算機内のオープンエンドな進化の実現を試みてきた.本講演では,オープンエンドな進化に関する議論を紹介した上で,オープンエンドな進化の解明を目指す研究事例を2つ紹介する.品質多様性アルゴリズムを応用して多様性を繰り返し広げる仮想生物進化モデルと,原初的生命モデルLeniaに種間の「化学反応」を起こす系統分化を導入したモデルである.イノベーションを生み出し続ける進化シナリオを検討するとともに,予兆のウィークシグナルを検知する方法論につながらないか考えたい.
有田 隆也教授ご略歴
1988年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。工学博士。
同年名古屋工業大学工学部助手。
1993年同大学工学部講師。
1994年名古屋大学情報文化学部助教授。
1995年から1996年までUCLA客員研究員。
1998年同大学大学院人間情報学研究科助教授。
2003年同大学大学院情報科学研究科教授。現在に至る。
専 門
複雑系科学 人工生命 人間の進化的理解
学 位
工学博士 (東京大学、1988年3月)
所属学会
人工知能学会 情報処理学会 日本数理生物学会 日本認知科学会 電子情報通信学会International Society of Artificial Life
 
【お問い合わせ】 原 邦彦 hara.kunihiko.e6@f.mail.nagoya-u.ac.jp
詳細は価値創造研究センターのHPでも掲載しております。
http://www.fvcrc.i.nagoya-u.ac.jp/
 
 
 

PAGE TOP