第101回人工知能学会 言語・音声理解と対話処理研究会(SLUD)を開催しました。

1.会議名称:第101回人工知能学会 言語・音声理解と対話処理研究会(SLUD)
(The 101st Meeting of Special Interest Group on Spoken Language Understanding and Dialogue Processing (SLUD), The Japanese Society for Artificial Intelligence)
2.開催期間:令和6年9月9日(月)~令和6年9月10日(火)
3.開催場所:名古屋大学 オークマ工作機械工学館 講義室
4.参加者数:総計64名
5.実施内容
このたび開催した研究会は,言語・音声理解と対話処理に関する研究領域において,最新の理論や実験結果を相互報告する機会を提供し,将来の共同研究や人材交流を促進することを目的としている。
 本研究会は9月9日から10日までの2日間の日程で行われ,プログラムは大きく6つのセッションに分けて作成された。そのうちの一つは,特別セッション「キャラクターの言語と対話システム」であり,キャラクターの発話に関してさまざまな観点からの研究成果が発表された。また,関連する招待講演では,田中ゆかり先生(日本大学)をお招きし,『写し鏡としての「方言キャラ」』の題目で,キャラクター造形における方言の役割やその日本語社会との関係について示唆に富んだご講演をいただいた。
 本研究会の実施を通じて,言語・音声理解と対話処理,そしてその中でも,キャラクター性に取り組んでいる研究者の間の情報交換,及び人的交流を促進する成果が得られた。これは今後,言語処理一般への洞察,および,言語を用いて人間とインタラクションを行う人工知能の性能改善に寄与すると考えられる。

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